ストーカー対策ナビ TOP >> ストーカーの心理 >> 「この人の特別になりたい」

「この人の特別になりたい」

監視行為をしている内に、ストーカーは『この人の特別な人になりたい』と思うようになります。先のページでも少しお話したように、ストーカーは相手のことを全て知ったつもりになり、ターゲットに対して自分が一番近い存在だと思うようになります。

この段階では、『私にとってはターゲットが一番近い存在だ』という認識ですが、今度は相手にも同じことを要求するようになります。ターゲットがストーカーを好きになるように、そして、ストーカーが、自分のことを一番良く知っていてほしいと思うようになるのです。

このようなケースに至った場合、ストーカーはターゲットに対する気持ちをしたためた長文の手紙を送りつけてきたり、自分の生まれた時から今に至るまでの経歴を書いたものを送りつけてくることもあります。

大抵、このようなことをされたら普通の人は気持ちが悪いと思うことくらい、誰でも容易に想像出来ることですが、ストーカーになってしまった場合、そのようなことを考えている余裕はありません。すぐにでもターゲットが自分のことを信頼し、愛してくれるのを待っているのです。

そして、残念ながらこの『特別な人になりたい』という気持ちが叶うことはありません。ストーカー行為そのものが不気味だという自覚もないので、ストーカーは『こんなに思っているのに、どうして私を無視するのか』という疑問を持ち、腹を立て始めます。これが募りに募って、今度は暴力的な手段に出たり、ストーカー行為もだんだん凶暴化していく可能性が高くなります。